信楽焼は滋賀県の南、三重県との県境に位置する甲賀市で生産されています。鎌倉時代半ば(13世紀頃)に誕生したと言われており、独自の荒々しい土と薪の灰による自然釉の美しさで知られ、特に薪の灰が炎により溶け、深い緑色をしたビードロ釉は多くの焼き物ファンを虜にしています。
信楽焼の人気作陶家、澤 克典さんの作品を取扱う事が決まったのは昨年の10月でした。日頃お世話になっている唐津焼作陶家の小島さんに追加作家を相談したことがキッカケとなり、信楽の地にとても魅力的な作品を創る作陶家がいるとのことで、ご紹介頂きました。
作家のご紹介:澤 克典(さわ かつのり)さん。
力強い造形と自然釉が美しい「信楽焼」の作品と、澤さんならではの独自性に富み遊び心溢れる「織部焼」の作品を主に制作されています。澤さんの作品の中で、ひときは目を引く「弥七田織部(やしちだおりべ)」はユーモラスな絵付けと鮮やかなオレンジとグリーンの奔放なラインが魅力で、見る者を楽しませてくれます。多くの百貨店やギャラリーからオファーが絶えない、実力人気ともに同世代の陶芸家の中でも一線を画す人気作家です。
左:信楽ぐい吞 右:織部鉢
弥七田織部ぐい吞
弥七田織部コーヒー碗
・澤 克典さんの作品はコチラより