Hachizan Takatori | Takatori Ware

十三代 髙取八山 | 髙取焼

作陶家
福岡県東峰村の陶芸家。一子相伝で受継がれる髙取焼宗家13代目当主。祖母である11代静山・父12代八山に陶技を学び、端正な轆轤と幽玄な釉調の作品は、綺麗寂び(きれいさび)と称される。シャープで薄造りな成形に七色の変化を魅せる多彩な美しい釉調が魅力。
活動拠点 : 福岡県朝倉郡東峰村小石原鼓
URL : 髙取焼宗家 https://takatoriyaki-souke.com/
陶歴

1960年 髙取焼宗家十二代八山の長男として生まれる
1986年 京都市立芸術大学陶芸科卒業
1993年 1年余り大徳寺派、廣徳禅寺に於て、福富雪底管長・海雲老師の許で修行、
     帰窯後、髙取古窯跡の発掘陶片を元にして研究、作陶に努める
1998年 遠州流茶道家元、小堀宗慶御家元より庵号、無一庵を頂戴する
2000年 東京三越本店にて、十三代八山襲名展を開催
2001年 世界陶磁器エキスポ(韓国ソウル)、朝鮮陶工後裔展 招待出品
2003年 現代韓日陶芸展(韓国ソウル)、招待出品
2004年 以降、全国各地にて個展開催
2019年 GFAA2019 北京嘉徳芸術センターにて「匠の心の極致 ー 日本伝統工芸展」にて出品

  

関連商品

  Products   

Nanae TAKATORI

髙取 七絵|髙取焼

修猷館高校、京都市立芸術大学染織科、同大学染織専攻科大学院を卒業。 高取焼宗家十三代八山の妻であり、次期十四代継承者 髙取春慶の実母である。 現在は九州産業大学造形短期大学部にて、非常勤講師を務めながら、 独自のブランドを立ち上げ作陶にも意欲的に取り組む。

髙取焼の歴史と今

History

髙取焼とは、福岡県朝倉郡東峰村で継承されている陶器であり、今から420年遡る戦国時代、現福岡県直方市にある鷹取山の麓に永満寺窯を築かせたのが始まりです。以降、黒田藩御用窯として多くの銘品が生み出されてきました。黒田藩御用窯であった髙取焼は藩主にのみ献上していた隠し窯、名器をひとつ焼き上げると残りは全て割捨てられるほど徹底した献上品造りを通していたため、一般の世の中に出回ることはありませんでした。江戸時代に入ると、徳川将軍の茶道指南役であった小堀遠州公より指導を受け『綺麗さび』と表現される潚酒で洗練された美意識を受け継ぎ『遠州髙取』と呼ばれるようになります。永い歴史と伝統によって培われた髙取焼の技術は「秘伝書」として残され、今もなお直径窯である髙取焼宗家に一子相伝によって受け継がれています。

髙取焼は陶器でありながら磁器のように薄く、それでいて軽く、丈夫な器です。また何よりも一子相伝で調合される釉薬(七色くすり)で表現される美しい色が特徴です。現在では茶陶器はもちろん、お皿やカップなども作陶されています。美しさのみならず高い技術が生み出す使い勝手の良い器を、ぜひ手にとってみてください。

 

プロ用の器

Custom Made

ご使用頂いている飲食店のご紹介

 

懐石料理店 

招福樓 東京店(しょうふくろう)

東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル36F

懐石・割烹料理店

多仁本(たにもと)

東京都新宿区荒木町3-21宮内ビル2F

日本料理店

やちよ只管(やちよしかん)

福岡市博多区千代4-30-8

イタリア料理店

リストランテkubotsu

福岡市中央区天神2-5-55 レソラ天神 4F

ダイニングスペース(レストラン)

ブラッセリー&ラウンジ「シアラ」

福岡市中央区地行浜2-2-3 ヒルトン福岡シーホーク4Fアトリウム

コーヒー専門店

珈琲 ひいらぎ

福岡市中央区六本松3-16-33 グランドソレイユ護国神社前 1F

髙取焼宗家 東京支店

高取焼宗家 東京店

東京都港区南青山6-5-39

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九州国立博物館

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